「とびひ」とは「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」という皮膚の病気です。

主に手足や顔に水ぶくれができて、その水ぶくれが破れてジュクジュクしたりかさぶたになったりします。

もうすぐ3歳になる長女が「蚊に刺されてかきむしる → ジュクジュクになる →とびひになって全身へ広がる」というループを繰り返したので我が家ではとびびに対してかなり敏感になっています。

しかも、とびひはその名の通り伝染するので保育園で流行っていると気をつけていてももらってきたりします・・・。

そこで、とびひにならない!うつらない!うつさない!をテーマに、とびひの原因やケア方法、予防方法などの知っておくと役立つポイントをご紹介します。

とびひの原因って?

そもそも「とびひ」とは単体でポツポツできる湿疹ではなく、蚊などの虫刺されやあせも、傷をかきむしったりすることによって引き起こされるのが原因です。

とびひには「水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)」と「痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)」の2種類があるとされていますが、子どもによく見られるのは水疱性膿痂疹です。水ぶくれができるタイプのとびひですね。

原因は黄色ブドウ球菌と言われていてこの菌が出す毒素がとびひの原因とされています。

実は黄色ブドウ球菌は私達の皮膚の表面や鼻の中にいる菌で、特別悪いヤツでなないのです。

ただ、虫刺されなどの傷口に黄色ブドウ球菌が入り込むと・・・とびひになっちゃうんですね。

とびひの正しいケア方法

乳児湿疹などの肌トラブルは皮膚を清潔に保つことが基本的なケアの方法ですが、とびひも同じです。

特に夏場はあせもにも注意しないといけないので、こまめにシャワーを浴びるとよいですね。洗い方も、石鹸を直接肌に付けるのではなく、しっかりと泡立ててたっぷりの泡で洗うことが大事です。

兄弟姉妹がいる場合はお風呂は別々に

とびひの原因となる黄色ブドウ球菌は私達の体にいる常在菌ですが、とびひの患部から他の人の傷口に入りやすくなっているため同じ湯船に浸かるのはやめておいたほうがよいでしょう。

さっとシャワーを浴びる程度なら一緒に入っても問題ありません。

タオルは分ける

とびひの患部を拭くとそれだけで黄色ブドウ球菌がたっぷりつくことになるので、フェイスタオルなどの共用しているタオルなどがあれば、別々にしておきましょう。

プールも入れない

お風呂と同じくとびひの原因となる菌を撒き散らすことになるので、保育園や幼稚園のプールはもちろん、民営のプールなども入らないようにしましょう。

自分だけがいいのではなく他の人にうつしてしまう可能性があるので完治するまではプールはやめておきましょう。

とびひの治療は内服薬+外用薬

とびひと疑われる症状が現れたら、すぐに皮膚科へ行きましょう。

かかりつけの小児科へ行ってもいいのですが、専門医である皮膚科のほうが適切です。

とびびと診断されたら、内服薬と塗り薬での治療となります。私の長女は粉薬が2種類と塗り薬が3種類処方されました。細菌をやっつける飲み薬と、腕や足に塗る薬、顔や頭皮に塗る薬と分かれていました。

掻かずにちゃんと治療していれば3日程度でジュクジュクだった患部も乾いてきて早ければそのくらいでプールもOK、完治となることもあります。幸い、長女は最短で治ったのですが、薬を塗っても掻きむしっていたり、飲み薬を忘れていたりすると長引くこともあるそうです。

ダラダラ長くなると他の場所にまで広がってしまうこともあるので、サッと治せるように親子で協力して治療に望みましょう。

とびひはならないように予防することが一番

とびひは単発でなるものではなく、傷口に菌がはいることによって発症してしまいます。ということは、傷口を早めにケアしてあげればとびひは予防できるんですね。

そこで、とびひにならないためのポイントをまとめました。

虫刺されや傷は早めの処置を

とびひで多いのが蚊などの虫刺されをかきむしった傷からの感染です。

まずは虫刺されにならにように、虫除けスプレーなどを使うこと。そしてもし刺されてしまったら塗り薬を塗るようにしましょう。

掻きむしりそうな場合は、早めにガーゼを当てて外部刺激を減らしてあげると、とびひの原因となるリスクを減らすことができます。

爪はいつも短くしておきましょう

爪が長いとちょっとのことで皮膚を傷つけてしまい、細菌が入りやすくなる原因となります。

また、爪の間にも菌や汚れが溜まるので長いといい事はありません。

定期的に短くしておくと、とびひの予防だけじゃなく他の皮膚トラブルの予防にも繋がります。

鼻をほじらない

鼻の中にはとびひの原因となる黄色ブドウ球菌が多く存在します。

鼻の中を触った手で虫刺されや傷口を掻いてしまうと、とびひになってしまうので鼻を触るクセがある場合は直すようにしましょう。見た目も、あれですしね・・・。